5.11.2015

タイに住めるか住めないか(その9)

さて前回はピアノの先生の話をしました。

今回はサックスの先生の話。

我が家は長男くんがシンガポール時代から始めたサックスをタイでも続けています。幸い学校のアフタースクールプログラムでピアノのほかにサックスの先生に個人レッスンを受ける機会に恵まれました。

クリスマスプレゼントにサックスを買ってもらい、長男くんは嬉々としてサックスのレッスンを始めました。先生はロングヘアの素敵な先生。教え方よし、音楽性よし、見た目よし(これ大事)。

ところが、あるとき長男くんがレッスンの時間中に電話をしてきました。なんでレッスン中に電話してくるのかと思いきや。

「前の生徒のレッスンがなかなか終わらないから帰ってきた」とのこと。

あれ?時間を間違えたかな、と思ってコーディネーターの方に連絡をすると、返事が次の通り:

「あの先生はいつも熱心すぎてレッスンの時間が延長される。時計を見るのを忘れているだけだから、時間になったらドアにノックすればよい」

え?ここのレッスンは子供が主導的にタイムキーパーをするのか?大人はどこだ?

しかし長男くん。他の生徒のレッスン中にドアにノックするのが億劫だったのか、翌週も待たされただけでレッスンをせずに帰宅。やはり小学生にとって他人のレッスンに割り込んでいくのは難しいらしい。

先生にメールやラインで連絡をつけようとしたのですが、返事なく(このとき電話が壊れていたらしい)。

やはりコーディネーターの方に再度連絡をし、タイマーを購入することを助言しましたが、聞く耳もたず。

その後もいろいろとありまして。

結局我が家の音楽レッスンは来年度からこのようになりました。結局学校の放課後音楽プログラムからは脱却をしたいなと考えています。

ピアノ:周囲の評判などを聞いて近所に住んでいるアメリカ人の先生にお願いすることにしました。この方は各生徒一時間ずつ先生の自宅でレッスンする主義で、周囲の駐在ママからすこぶる評判がよく、このままタイ人の先生にお願いするよりも安心できると思いました。タイ人先生の音楽性や人間性を問うているわけではなく、むしろ振替やお休みに対する考え方に疑問があり、アメリカ人の先生のほうがしっかりしているのではないかという期待。

サックス:やはりレッスンの時間は守って欲しいと思います。予定通りにレッスンが始まり終わることをこちらは期待したいし、たまたま長くレッスンをしてもらえたから「ラッキー」という感覚もほとんどありません。お支払いした時間通りにしてもらうのがベストです。幸い来年度から中学では音楽の授業の一環で「バンド」に入部します。個人レッスンではなくなってしまうのですが、先生群には日本人の先生も含まれているし学校の授業中なので、「振替」「お休み」の問題は減ると思われます。個人レッスンはいったん休止。長男くんがどうしてもまた個人レッスンを受けたいと言い出したら自宅に来てくれる評判のよい先生にお願いしたいなと思います。タイ人でもなに人でもいいから、時間を守ってくれる人希望☆

週末学校でいろいろな楽器を生徒に紹介するイベントがあったので、次男くんと一緒に見学。長男くんの音楽レッスンの経験でいろいろと学べたので、次男くんが新しい楽器を始めるときは同じ過ちを犯さないようにします.....
バイオリンが気に入ったらしい。もっと分かりやすい楽器にしてくれると母として
有難いのですが(私はピアノしか分からない)

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