10.28.2014

家のこと(その1)

すっかりご無沙汰しております。

7月にバンコク到着以降、なんだか忙しかった!

なぜ忙しいのか。それはもちろん「仕事」「育児」など普通の理由ではありません。

理由は「修理」「修繕」です。

家主が新築からずっと8年間住んでいた家を引き継いだものですから、きっと「住みやすい」状態なのであろうと思って引越してきました。

当初の私の考えが甘過ぎました。

家探しのときにタイ人のこの家主に「ここの家は壊れやすいところはないのか」と面と向かって聞いたら「まったくない」と言われ、話半分にしても、まあ、タイの家にしてはまあまあの出来なのかなと思って引越してきました。

そんなに簡単に異国の人間を信用してはいけません→なんどか繰り返されてきた自分へのメッセージ。どこの国に行っても同じように信用してしまい、その後裏切られた経験多々あり。

タイの方々と日本人とは感覚が違います。タイの方々はそのまま住み続けることができるのであれば、たとえ壊れていても修理しないのかもしれません。

今回入居したらいきなり以下の問題点がありました。

1. 家の中の電球の1/4は切れていた
2. クーラーのリモコンはだいたい電池切れ
3. 3つある浴槽はすべて漂白すると真っ黒いお水になった
4. 子供たち到着後2日以内にトイレを2つ詰まらせた(これは彼らが悪いかな)
5. ある晩理由もなく冷蔵庫の後ろの壁のタイルが5枚くらい突然落ちて割れた
6. 洗濯機が脱水しない
7. キッチンの蛇口から水が半分くらいもれる
8. キッチンの蛇口からお湯が出ない
9. 私の朝のシャワーが冷水
10. たまに子供たちの夜のシャワーも冷水
11. 水道代が高すぎる、というお達しがきたので調べたらトイレ2カ所から水が漏れていた
12. 長男がある日怒りの末に壁を蹴ったら穴が空いた
13. クーラーはだいたい水漏れあり
14. 壁掛けのテレビを壁にかけてもらったら1週間くらいで落ちた
15. 次男の部屋の鏡を壁にかけてもらったら、まだもっているけど、ガタガタしていて今にも落ちそう

切りがないのでここらでやめますが、#4, #12以外はもともとからの問題があったと思われます。ちなみに、築たったの8年です。

対処方法。
1. 家の中の電球の1/4は切れていた → 電球大量購入(自己負担)
2. クーラーのリモコンはだいたい電池切れ → 電池大量購入(自己負担)
3. 3つある浴槽はすべて真黒 → 漂白剤購入(自己負担)
4. 子供たち到着後2日以内にトイレを2つ詰まらせた(これは彼らが悪い)→ 日本でいうクラシアン的な兄ちゃんに修理をお願い、更に技術的に素晴らしい水圧式のシャワートイレを購入(自己負担)
5. ある晩理由もなく冷蔵庫の後ろの壁のタイルが5枚くらい突然落ちて割れた → 修繕のおにいちゃんにお願い(家主負担)
6. 洗濯機が脱水しない → 新品購入(家主負担)
7. キッチンの蛇口から水が半分くらいもれる → 修理を頼んだらいったんひどくなったけど、再度頼んだらまあまあになった。現在もまあまあ(家主負担)
8. キッチンの蛇口からお湯が出ない → 修理(家主負担)
9. 私の朝のシャワーが冷水 → 2ヶ月間頼んでやっと修理してもらえた(家主負担)
10. たまに子供たちの夜のシャワーも冷水 → 同上
11. 水道代が高すぎる、というお達しがきたので調べたらトイレ2カ所から水が漏れていた → 長年こうだった可能性があり、修理を依頼した(家主負担)
12. 長男がある日怒りの末に壁を蹴ったら穴が空いた → 修理(長男負担。お小遣いより)
13. クーラーはだいたい水漏れあり → タイのエアコンはすべて漏れるらしいので、放置
14. 壁掛けのテレビを壁にかけてもらったら1週間くらいで落ちた → スタンドを購入(自己負担)
15. 次男の部屋の鏡を壁にかけてもらったら、まだもっているけど、ガタガタしていて今にも落ちそう → 落ちるまで待っている

家主さんはどうして今まで#3, 6, 7, 11などを放置できたのか。

更に、「人様にお貸しするのだから、壊れている箇所を修理しておこう」という概念もありません。おそらく「あの日本人が壊れていると文句を言えば、修理代を出してやろう」という考えだと思われます。

ということで、このペースで家の各パーツを修理していくと、家主さんが戻ってくるまでにものすごく住みやすい家になっているはず。

めでたしめでたし、か?

次回も家ネタ。

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